大阪城梅林 ― 早春に咲く記憶の花々、3月のハイキング

梅に感動❕  一月から三月にかけて、梅は種類を変えながら順番に咲いていきます。 早咲き、中咲き、遅咲きと、自然がまるで計算された舞台のように、訪れる人に長い時間楽しみを与えてくれます。  私は今回、生まれて初めて大阪城の梅林公園を訪れました。 その瞬間、「大阪に、まだこんな表情があったのか」と心から感じました。 特に印象的だったのは、一本の木から白梅と紅梅が同時に咲き誇ってい...

鬼は外、福は内!

「法廷の節分——本当の“鬼”は誰だ?」  「鬼は外、福は内。」  節分になると、誰もが口にするこの言葉。  だが、法律の世界で本当に“鬼”が外に出ているかというと、実はそう簡単ではない。  ある年の節分の日。  私は、いつもより少し重たい気分で法廷に向かっていた。  事件は、家族間の争い。  感情が絡み、長年のわだかまりが積もりに積もった典型的な紛争だった。 ...

雲を払い、歴史を歩く ― 岩清水八幡宮へ。時を越える祈りと、歩くことの力 ―

一月十二日、成人の日。 前日は、まるで自然が試練を課すかのような突風が吹き荒れ、気温もぐっと下がった。 「果たして明日はどうなるのだろうか」 そう思わせるほどの荒天であった。  しかし、自然は時に、驚くほど鮮やかな転調を見せる。  当日の朝、空を見上げた瞬間、思わず息をのんだ。 昨日までの荒れ模様が嘘のように、雲一つない快晴。 突風がすべての雲を吹き払い、真っ青な空だけが広が...

七草がゆ

七草がゆとかけて、人生の再起動と解く。 その心は、「一度リセットすると、本当の滋味がわかる」。  お正月。 ごちそう三昧、アルコール三昧、テレビ三昧。 人はなぜ、あれほどまでに胃腸を酷使し、財布を軽くし、体重計から目を背けるのでしょうか。 そして迎える一月七日。 ここで登場するのが、白くて地味で、正直インスタ映えとは無縁の存在――七草がゆです。  七草がゆは、単なる「胃にやさ...

年の瀬の笑いを、来年の活力に❣️

「年末大掃除と、記憶の断捨離」  年末恒例の大掃除。私は意気込んで押入れを開けた。 すると出てくる出てくる、「いつか使うかもしれない」モノたち。 壊れた延長コード、片方しかない手袋、説明書だけ残った謎の家電。  「これは思い出だから…」 そう言いながら一つずつ戻していく自分に、心の中のもう一人の私が言う。 「それ、思い出じゃなくて“未練”です」 勇気を出してゴミ袋へ。 する...