梅雨とともに降ってきたら幸せ!
天からの臨時ボーナス
梅雨の朝。傘を差して出勤していた田中さんの頭にポトリと落ちたのは、なんと「寸志封筒」。
中には「社長より、いつもありがとう」のメモとクオカード。
「これこそ、天からの恵みや!」と叫ぶ田中さん。
次の日、同僚たちがみんな空を見上げながら歩いていた。
雨に混じるおせっかい
ザーザー降りの中、傘を持たずに歩く青年に、雨粒の中から聞こえる声。
「あんた風邪ひくで!」「カバン濡れてまうやん!」
ふと見上げると、雨粒がまるで関西のおばちゃんの小言。
青年は思わず「ありがとうな」と傘を買いに走った。
雨と一緒に降ってきた恋
突然の通り雨、駅前で雨宿りする二人。
ふと見上げると、雨と一緒にハート形の紙がひらひらと舞い降りた。
「好きですか?」と書かれたその紙に、二人が同時に「はい」と答えた瞬間、太陽が顔を出した。
梅雨の奇跡、爆誕。
おにぎり雨
朝、バス停で待っていたら、ぽとり。
肩に何かが当たる。見上げると、空から小さなおにぎりが!
しかも梅干し入り、鮭入り、昆布入りと種類豊富。
「弁当作り忘れた日に限って、空が母の代わりしてくれるとは…」
感涙と米粒が頬を伝う。
雨粒型の宝くじ
今年の梅雨は特別仕様。降ってきた雨粒をよく見ると、数字が!
拾った人がそのまま宝くじ番号として登録すると、なんと全国一斉抽選。
当たったおじいちゃんが一言。「わし、傘ささんで、よかった!」